千与千寻的失踪-常静(ChangJing)
詞：宮崎駿
曲：久石讓
およそ名も無き神々は
今日もほとほとくたびれて
腰はガタガタ膝は折れ
腹のたるみは手にあまる
およそ名も無き神々は
今日もほとほとくたびれて
腰はガタゴド膝は折れ
腹のたるみは手にあまる
長い間の念願の
二泊三日の骨休め
やって来たのは隣の世界の
湯屋油屋(あぶらや)
よもぎ湯硫湯泥湯に塩湯
たぎる熱風呂ぬるぬる風呂
氷の浮いた冷やし風呂
少しは元気になりたいと
やっと貯めたる銭いくばくか
握りしめても熱くもならぬ
およそ名も無き神々は
今日もほとほとくたびれて
腰はガタガタ膝は折れ
腹のたるみは手にあまる
長い間の念願の
二泊三日の骨休め
やって来たのは隣の世界の
湯屋「油屋(あぶらや)」
竃神井戸神
雨戸神屋根神柱神便所神田の神
畑神山の神鋪装道路の並木神
汚れもひどき川の神
腰の拔けなる泉神
空気の神はもう来ない
電気達には神はない